SPPBとは、
Short Physical Performance Batteryのことです。
従来のリハビリで使ってきた測定方法とはかなり異なるところがあります。
一つは、歩行の評価です。
3m,4mのどちらでも良いとされていますが、立ってるところをゼロ地点とし、そこから3m,あるいは4m歩き、1歩がその距離を超えたところまでの時間を測ります。
従来の歩行の測定は、等速で歩く5mであったり、10mだったりしたのですが、歩きはじめからの時間ということは、等速ではなく、加速するところも含めています。
このSPPBは狭い場所でもできるということでもあります。
もう一つ、間違えやすいのが、立ち上がりの評価です。
立ち座りの場合は、座ったところから始まり、座って終わります。
ところが、SPPBの立ち上がりテストは、座っているところから始まり、立ったところで終わります。
通常の立ち座りテストと比べると立ったところから座る時間分が異なっていますので、お気をつけください。
5回立ち上がった時までのタイムです。
立位でのバランステストは、開眼で行います。
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